入浴プログラム旅館についたら直ぐにお風呂に入りたいところですが、30分くらい休憩し、体力を回復してから入浴しましょう。入浴は予想以上にカロリーの消費量が多く、かなり体力を必要とします。10分間の入浴は20分間のジョギングに匹敵するといわれています(42度の温泉に全身浴で約80kcalの消費)。
入浴による発汗で身体から水分が失われます。水分が失われると血液もドロドロになり、梗塞を引き起こすおそれがあります。入浴の前後にコップ1~2杯の水分補給をしましょう。旅館の部屋に置いてあるお茶とお菓子は、水分補給と栄養補給になりますので、大いに利用してください。
入浴すると全身の血行が良くなりますが、反対に胃腸は血管が収縮し、活動が不活発になります。食前の入浴は短めに、食後の入浴は60分以上休憩してからにしましょう。就寝前の入浴が良いでしょう。飲酒後の入浴は気分が悪くなったり、事故を引き起こすおそれがあります。飲酒は控えめにし、入浴もほどよく醒めてからにしましょう。
入浴すると身体にお湯の重さがかかります。全身浴の場合は600kgもの圧力がかかり、呼吸が荒くなり、脈拍も速くなります。入浴は心肺に負担の少ない、半身浴から始めましょう。入浴時間は10分間くらいが適当でしょう。3分の入浴と5分の休憩を3回繰り返す「分割浴」は身体に負担が少なく、お勧めです。
足湯は全身の血行を良くし、体内の老廃物の代謝を高めます。自律神経も安定し、心身を体の芯からリラックスすることができます。足湯の時間は15分くらいが適当です。また、温水と冷水の足湯を交互繰り返すと、保温効果が高まります。温水5分、冷水30秒を繰り返します。
温泉療法は温泉成分を肌に残すところに意味があります。中宮温泉には肌をツルツルにする石鹸の働きがありますので、かるくこするだけできれいになります(ナトリウム-炭酸水素塩泉の機能)。また、温泉成分が肌を覆って水分の蒸発を防ぎます(塩化物泉の機能)。温泉は家庭のお風呂と違い、上がり湯やシャワーは要りません。
中宮温泉のお湯は飲むことに適しています。温泉成分のバランスが良く、特定成分を過剰摂取する心配がありません。
昔から「胃腸の湯」と呼ばれており、慢性消化器病、慢性便秘、糖尿病、痛風、肝臓病が飲用の適応症に指定されています。
飲泉は一回に100~200mlが適量です。一日の摂取量は200~1000mlに止めましょう。











